Larry Clark: TULSA
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¥3,850
アメリカ人写真家、映画監督ラリー・クラーク(Larry Clark)の作品集。本書は1971年に刊行されたラリー・クラークの処女作「TULSA」の復刻版として2000年にGrove Pressより刊行。
「TULSA」はオクラハマ州の地名であり、ラリー・クラークの生地でもある。キッズフォト専門の写真家であった母親の手伝いのため13歳から写真撮影を始る。15歳からアンフェタミンなど 薬物を始め、約3年間毎日のように友人達とドラッグ漬けの生活を送る。この3年間に撮られた写真をまとめ、伝説的な作品集「TULSA」が完成する。本作にはティーンエイジャーの薬物摂取、セックス、銃などのイメージが繰り返され、後にマーティン・スコセッシやガス・ヴァン・サントなど多くのクリエイターに影響を与えたと言われている。本作は当事者として撮影したドキュメンタリーとしても素晴らしく、また10代の刹那的、破滅的な日常を荒々しいモノクロームで表現した美しい写真作品として、写真史を語る上で欠かすことの出来ない名著である。
CONDITION : 新品
softcover
64 pages
300 x 230 mm
black and white
2000